レム睡眠とは??

レム睡眠

レム睡眠(Rapid Eye Movement sleep)は、睡眠中に目が速く動くことから名付けられた睡眠の段階で、一般的に夢を見る時期とされています。

人間の睡眠は大きく分けて、レム睡眠とノンレム睡眠の2つの段階に分けられます。ノンレム睡眠はさらに軽い睡眠(ステージ1、ステージ2)と深い睡眠(ステージ3、ステージ4)の2つに分けられます。

レム睡眠は、脳波が覚醒時と似たパターンを示し、脳の活動が活発になります。この段階では、心拍数や呼吸速度が増え、眼球が速く動きます。また、大脳皮質の活動が活発で、学習や記憶の固定に関与していると考えられています。

一晩の睡眠は、これらのレム睡眠とノンレム睡眠が交互に繰り返されるサイクルを何回か経ていきます。一つのサイクルは約90分から120分で、サイクルが進むにつれてレム睡眠の期間が長くなる傾向があります。通常、睡眠時間の約20-25%がリム睡眠で占められます。

レム睡眠が不足すると、注意力や記憶力、学習能力などに影響が出る可能性があるとされています。また、心理的ストレスやうつ病などの精神的健康問題とも関連があると考えられています。

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